漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
さいたま市、60歳、女性
若い時から、陰部の痒みがあり、病院の皮膚科を受診。
10数年、薬を使用しながら試行錯誤を繰り返すも結果に繋がらず、痒みで夜も眠れません。眠りにつく事さえ怖くなってしまったのです。
皮膚を掻き続ける事により、かゆみを感じる範囲が拡がり悪化の一途をたどり、このままではマズイ!!と思い、漢方薬の服用を試してみたいとウエマツ薬局で相談しました。
漢方薬を飲み始めて6年半経ちましたが、かゆみに対してはもちろんですが、その時々の状態に合わせて漢方薬の内容を変えてくださり、体調維持ができているのかな、と感じます。
又、体調が整いはじめて自己治癒力も高まってきているのかな、と思います。
今は別の病院の皮膚科を受診しています。
病院のお薬と漢方薬を併用。
漢方薬を服用して、1ヶ月が過ぎた頃から、劇的に痒みが良くなったのです。自分でも信じられません!!
眠る事への恐怖心が無くなり、皮膚の痒みで夜中に目が覚める事もほぼ無くなりました。まだ痒みはありますが、確実に良くなっています。
このまま痒みが再発しないよう祈るばかりです。
漢方薬なくしては結果に繋がらなかったと思います。
人生このままの状態で終わってしまうのかと悲観していましたが、希望を捨てずに漢方薬の服用を継続してきて本当に良かったと思っています。
当薬局にいらしたときはかゆみが止まらず眠れない日々が続いていました。患部の皮膚は掻きむしることで固く盛り上がり、漢方薬の効果がなかなか出ませんでした。
昼も夜も痒みがひどく、ご家族も大変ですし、本人もつらい人生になってしまうだろうと心配しました。
漢方薬に期待をしてくださるのはありがたいですが、漢方薬の役割は体質改善です。
そして漢方相談開始から半年、かゆみが改善して皮膚を掻きむしらなくなって、病院のお薬を使わなくても大丈夫な状態になりました。
こんなに早くよくなったのは漢方薬を飲んでいたからです。
痒みに即効性がなくても、ちゃんと体質と肌の状態を改善していたのです。
今はあんなにひどかったかゆみが楽になり、眠れる喜びを味わっておられます。
漢方薬は胃腸虚弱を改善するものに変更し、これからが本当の体質改善になっていきます。
私も何とかこの方を痒み地獄から救ってあげたいと思って漢方薬の種類を色々と考えていましたので、本当にうれしく思っています。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7